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タイトル 文芸春秋社への申し入れについて
投稿者 Digital Adventure 投稿日 2004-07-21 17:35:23 アクセス 62317
7月初めに文芸春秋社から発行されました写真集「The Man」におきまして、ぺ・ヨンジュンの肖像写真が、本人に許諾のない内容で掲載されました。これに対し、本日7月21日、ぺ・ヨンジュンは、同じく肖像写真が無断で掲載された俳優のイ・ビョンホンさん、チャン・ドンゴンさん、ウォンビンさんらとともに文芸春秋社へ、弁護士を代理人として正式に申し入れの文書を送付いたしました。
この写真集は、韓国の写真家チョ・セヒョン氏が過去に撮影した、韓国内の各界の著名人の肖像写真が集められていますが、その構成は、巻頭で14枚の写真を掲載されたぺ・ヨンジュンをはじめ、4人の俳優の肖像写真が誌面の半分近くを占めるというものでした。しかし、本人たちは正確な掲載内容や、掲載の事実自体を知らされないまま、写真集の宣伝にも4人の俳優がクローズアップされるなど、その名前と肖像について商業的な利用がなされる結果となりました。日本の俳優の肖像写真が、同じような形で写真集に使われた場合、本人の許諾がないまま出版されるようなことは許されないことだと思います。
このように俳優の基本的な権利が侵害されたことは、韓国の映画やドラマ、俳優、歌手の人気が高まり、日韓エンターテイメントの相互交流がさらに深まろうとしている状況に悪影響を及ぼすものと思われます。
現在は、他の雑誌やムックにおいても、それぞれの俳優の写真が乱用されたり、無断でキャラクター商品が作られたりと、粗悪な印刷物や違法商品が乱立している状況です。これまで、ひとつひとつの出演作品を大切にし、必要以上の露出を避けてきたぺ・ヨンジュンにとって、日本国内でも自身の肖像の使われ方に留意することは、ファンの皆様への責任を果たすためにも重要なことです。今回、イ・ビョンホンさん、チャン・ドンゴンさん、ウォンビンさんという尊敬すべき同僚俳優の方々とともに行動させていただいたのは、ごく普通に「日本の俳優と同じようにパブリシティ権を認めてほしい」からであり、また、韓国の後輩俳優たちのためにも、今後日本での活動を躊躇することがないよう、状況の改善につながる問題提起になればという強い決意があったからです。
家族の皆様には何卒ご理解いただき、今後の推移を見守っていただきますよう、宜しくお願い申し上げます。

                  2004年7月21日
  株式会社 インタラクティブメディアミックス
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